住宅ローン相談センター三重

住宅ローンは、大きく分けて金利が変わるタイプと変わらないタイプの２種類、さらに金利が変わるタイプを二つに分けて全部で３種類とする場合もあります。
金利が変わるタイプは、総返済額がいくらになるかわかりませんが、全期間固定タイプは、借入時点で、月返済額と総返済額は確定します。
 
【金利が変わるタイプ】
１．変動金利型
　　半年ごとに適用金利が変わるタイプで、その多くは５年ごとにしか月返額
　　はかわらない特約が付いています。（半年ごとに月返済額が変わる金融機
　　関もあります）
 
　　①注意点
　　返済額は変わらなくて、返済額に占める元本と利息の内訳が半年ごとに変
　　動していきます。
　　金利が上がれば利息部分が増えて、元本部分が減ります。逆に金利が下が
　　れば利息部分が減り元本部分が増えます。
 
　　金利が上昇局面に入ると、ローンは返済していても元本は思うほど減って
　　いないといことになります。
　　つまり、当初想定されたよりも利息負担がどんどん増えてしまいます。
 
２．固定期間選択型タイプ
　　当初の一定期間だけ金利が確定しており、期間経過後に金利の見直しがあ
　　るタイプです。
 　　固定期間は、２年、３年。５年、１０年、２０年が主なものです。
　　当初の固定期間終了時には、再度、固定金利タイプを選択するか、半年ご
　　とに変わる変動金利タイプに移行します。
　　再度、固定期間タイプとする場合は手数料が必要になります。
　　また、固定期間中には変動金利タイプには移行できません。
 
　　通常は、どの固定騎亜タイプの金利も変動タイプよりも高く、固定期間が
　　長いほど、はじまりの金利は高くなります。
 
　　注意点②
　　当初の期間のみ金利優遇幅が大きく、固定期間終了時にはその優遇幅が小
　　さくなるタイプがほとんどです。つまり、世の中の金利が変わらなくても
　　適用金利は上がることになります。全期間固定タイプの金利をも上回って
　　しまうケースも普通に見られます。
 
【全期間固定金利タイプ】
　借入時点で、借入全期間の金利が決定されており、返済額が減りも増えもし
　ないタイプです。
　フラット３５のように、建物の性能によっては、当初５年もしくは１０年の
　金利優遇がされるものもあり、全期間固定金利タイプの代名詞ともいえるロ
　ーンです。
　詳しくは、別ページにて詳しく解説しています。